<全日本プロレス=流山市・キッコーマンアリーナ(26日)>世界ジュニアヘビー級選手権は岩本煌史(28)が王者の青木篤志(40)を破り、4度目の挑戦で初戴冠を果たした。師匠のTAJIRIと出場したジュニアタッグリーグ戦では、最終公式戦(25日、仙台)で青木、佐藤光留組に勝利し、優勝を決めたばかり。その勢いのまま青木のクラシカルな技を耐えると、飛龍原爆、ジャーマンで反撃。最後は孤高の芸術(カウンターの払い腰)で3カウントを奪った。「やっと全日本の勲章が取れた。これからの全日本ジュニアは俺が引っ張っていきます」と新王者は感無量の表情だった。