【全日】3冠初防衛の宮原 ジェイムスとのV2戦に危機感

2018年05月25日 18時22分

タイトル戦を戦う宮原(右)とジェイムス

 全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・宮原健斗(29)が25日、V2戦に向けて危機感をあらわにした。

“ノアの天才”丸藤正道(38)の挑戦を退けた24日の後楽園ホール大会から一夜明け、宮原は横浜市内で行われた会見に出席。春の祭典「チャンピオン・カーニバル」の優勝決定戦で敗れた相手に必殺のシャットダウンスープレックスで借りを返すと「V1を達成してホッとしている自分がいて、次に向かう自分もいる」と話して、隣に座る次期挑戦者のディラン・ジェイムス(30)に視線を送った。

 世界タッグ王者でもあるジェイムスは24日の試合直後、リングに現れ次期挑戦者に名乗り。これを受けた宮原は即決で挑戦を認め、王者権限で6・12後楽園ホール大会でのV2戦を決定していた。この日、その挑戦が正式に決定したジェイムスは「宮原のことを尊敬している。今の彼のファンとの関係を見ていて挑戦してみたいと思った」と挑戦の意図を説明。その後も「試合前でのトレーニングを見てもスタミナがあるように思える。敗戦を糧にして次につなげるところも彼のストロングポイントだ」などと笑みを浮かべつつ露骨な褒め殺しを開始した。

 しかし宮原は「認めざるを得ない。僕は最高のチャンピオンですからね」と固い表情のまま、その言葉全てを真に受け「彼に1回負けているんで」と危機感を口にした。実際宮原は2013年12月3日の世界最強タッグ決定リーグ戦の公式リーグ戦で敗れた過去を引き合いに「これ、もしかしたら初めて“踏み台にされるんじゃねえか”っていう感覚がある。これは彼が一気にのし上がるチャンスですし」と厳しい表情で話した。

 V1戦から1か月もなくV2戦に挑む宮原だが、珍しく口にしたネガティブな“予感”は、果たして的中してしまうのか。