【全日本】秋山が藤田の再上陸予告アッサリ拒否「プロレスなめてる人は上げない」

2018年05月22日 16時30分

石川(右)を攻める秋山

 全日本プロレスの秋山準(48)が21日、“野獣”藤田和之(47)に「完全絶縁状」を突き付けた。12日に約10年ぶりとなる総合格闘技戦での勝利を挙げた野獣から宣戦布告を受けていたが、アッサリと拒否。その一方で、藤田の盟友で“悪魔仮面”ことケンドー・カシン(49)とタッグを組み船木誠勝(49)と対戦する6月3日神戸大会に向けては、困惑の表情を見せながらも闘志を燃やしている。

 藤田が全日マット再上陸に意欲を見せたのは韓国の総合格闘技イベント「ROAD FC 047」(12日、中国・北京)で孔韓冬(コン・ハンドン・37=中国)にTKO勝ちした直後だった。「いつでもいい。覚悟しとけ!」と全日本に宣戦布告を放ったのだ。

 しかし秋山は「藤田には上がってほしくない」と完全拒否。理由は明快だった。「総合格闘技とプロレスでは気構えが全然違うでしょ」と説明すると、藤田が3月25日全日本さいたま大会で諏訪魔率いる「エボリューション」と対戦した試合を例に挙げこう断罪した。

「俺にはプロレスをなめているように見えた。(他の)試合が始まってから会場に来て、準備ができるのか? プロレスって、しっかり考えて、しっかり準備しないといけないんじゃないの? 結局、試合でも『プロレスと格闘技は同じ』って言う割には、全然違ったじゃん。あれだと『俺らがやってることって何なの?』ってなる」

 ここまで徹底的に批判したとなればカシンとの関係も断絶か…とも思えたが、何とこちらは継続するという。「カシンは試合開始ギリギリに来ても、キッチリやることはやるから。俺的には問題はない。カシンと藤田は俺にとって全くの別物だよ」と明言。6月3日神戸大会でのタッグ結成(秋山、カシン、ブラック・タイガーⅦ組VS船木、諏訪魔、佐藤光留組)についても「あれは船木さんの33周年記念試合。組むのも船木さんの指名だったから。しっかりやるよ。でも、なんで組むんだろう…」と首をひねりながらもプロとしての責任感を見せた。

 この日の福島・郡山大会では6人タッグ戦に出場。世界ジュニア王者の青木篤志(40)に強烈なランニングニーを叩き込むなど好調をアピールした。しかし野獣とカシンが反応してくることは必至。さらにその秋山とカシンを組ませた船木の思惑も気になる。神戸決戦はベテラン4人の思いが複雑に絡んで大混乱を極めそうだ。