【全日本】9か月ぶり復帰のジェイク・リー 第3勢力立ち上げへ新ユニット結成

2018年05月21日 16時30分

復帰が待ち切れないジェイク

 約9か月ぶりの復帰戦を目前に控えた全日本プロレスの大器、ジェイク・リー(29)が20日、第3勢力の立ち上げを宣言した。昨年8月に「左膝前十字靱帯断裂」などの重傷を負い長期欠場を続けていたが、24日の後楽園大会で復帰する。欠場中は“伝説の空手家”倉本成春氏(68)の道場「倉本塾」(東京・豊島区)に通い、新たなファイトスタイルを確立していたことも明かした。

「この欠場は確実に成長につながりました」。岩本煌史(28)と組んで野村直矢(24)、ヨシタツ(40)組を相手に復帰戦に臨むジェイクは、自信満々で言い切った。

 左ヒザには前十字靱帯断裂のほか内側靱帯損傷、骨挫傷の大ケガも負ったため長期欠場を余儀なくされた。しかしその間に「改めて体の動かし方だったり、攻撃の仕方を見直したい」との理由で実戦武術を指導する倉本氏を訪問。今年に入ってからほぼ毎日、倉本塾に通って技術習得に励んだ。ジェイクは「例えば掌打も独特の打ち方があるんですが、これは使えると思います」と胸を張り、実戦武術を生かした打撃中心のスタイルへ転換する考えを明かした。

 負傷明けとは思えない心身の充実ぶりを語るや、改めて欠場前まで所属していた3冠ヘビー級王者の宮原健斗(29)率いる「ネクストリーム」(宮原軍団)からの脱退も宣言した。ジェイクは「外から見ていて、全日本には所属同士の戦いが重要だと痛感した。だから(宮原軍団に)戻りません。彼らを嫌いっていうのもありますけど、それ以上にファンが全日本に第3勢力を求めていると感じたんです。(復帰戦で組む)岩本選手は同じ気持ちだと思うし、ほかにも目をつけている方がいますんで…」と不敵な笑みを浮かべた。

 諏訪魔(41)率いる暴走ユニット「エボリューション」や、前アジアタッグ王者の野村、青柳優馬(22)組も属する宮原軍団に十分対抗できる戦力を自軍に確保して、抗争を激化させることが目的だという。

 もちろん標的は諏訪魔や宮原だけではない。元WWEのスーパースター・TAJIRI(47)や秋山準(48)など、軍団抗争からは一歩引いているベテラン勢も多い。ジェイクは各方面に火を放って、新たな戦いの炎を燃やす決意を胸に抱いている。大器の復活により、復活著しい全日マットがますます活性化しそうだ。