棚橋 アンダーソンに“暗黒技”解禁

2013年02月09日 16時00分

 新日本プロレス10日広島サンプラザ大会でカール・アンダーソン(33)とのV7戦に臨むIWGPヘビー級王者・棚橋弘至(36)が8日、“暗黒技”解禁を示唆した。

 

 この日の調印式で棚橋は「プロレスという競技の最も高いところでの技術、気持ちの競い合いになる」と意気込んだ。挑戦者はIWGP奪取のため、昨年から度重なるWWEからのオファーを受けながら新日プロとの契約を更改。棚橋は「それを聞いて確信した。ならこっちはハイフライへのこだわりは捨てるぐらいの気持ちがないと勝てないでしょうね。フィニッシュは問わないです」と警戒心を強めた。

 

 華麗な圧殺劇はナルシシズムあふれる棚橋の代名詞。だがハングリー精神に勝るアンダーソン相手に自己陶酔は命取りになりかねない。とりわけ隙が生じやすいハイフライフローは過去にカウンターのガン・スタン(スタナー)の餌食となった苦い過去がある。棚橋は「スリングブレイドルやハイフライフロール(いずれも丸め技)のレア技もあるし。それから首固め。2004~05年あたりはよく使ってましたから。まあほとんどブーイングでしたけど…」と、玄人好みすぎてファンの支持を得られなかった“暗黒時代”の得意技投入も辞さない構えを見せた。広島決戦は現役屈指の技巧派・棚橋の懐の深さが問われる一戦となる。