岩谷麻優 因縁のトニー・ストームに完敗し王座奪還ならず

2018年04月01日 19時46分

 女子プロレス「スターダム」のワールド・オブ・スターダム選手権(1日、愛知・名古屋国際会議場)は、挑戦者・岩谷麻優(25)が王者トニー・ストーム(22)に敗れ、王座奪還に失敗した。

 最大の好機を生かせなかった。昨年6月には赤のワールド王座と白のワンダー王座を同時戴冠し、スターダム史上初の赤白2冠王者に輝いた岩谷。しかし、同9月23日の大阪大会でワンダー王座を失うと、翌24日の名古屋大会ではストームとの防衛戦で左ヒジを脱臼。王座を失うと同時に約4か月の欠場を余儀なくされた。

 会場はあの時と同じ名古屋国際会議場。「入場した時にあの時のことを思い出してしまって…」という因縁の地で、約半年ぶりのリベンジを懸けた戦いに臨んだ。だが、序盤からサポーターを巻いた左ヒジを徹底的に攻められ、苦しい展開が続いた。

 何とか8分過ぎにフロッグスプラッシュから右ハイキック、ジャーマンと畳み掛けて勝負をかけたが、必殺の飛龍原爆弾につなげることができない。そこから再び逆襲を許し、最後はこの試合4発目のストロングゼロ(脳天杭打ち)に沈んだ。

 試合後は「トニーは本当に強かった。(半年前に)ケガをしなかったら防衛できていただろうなとか思っていたけど、実力で負けました。ケガしたという言い訳はもうできない」と素直に完敗を認めた。それでも「今日で吹っ切れました。もうクヨクヨしない。今日が自分の復帰戦だと思います。自分の力でトニーから赤いベルトを取り返したいと思います」と新たな誓いを立てた。