紫雷イオ「最初で最後」の爆破マッチで被弾「私のプロレス観にない戦い」

2018年04月01日 17時35分

紫雷イオ(左)に電流爆破バットを打ち込む花月

 女子プロレス「スターダム」史上初となる電流爆破デスマッチが1日、愛知・名古屋国際会議場で行われ、女子プロ界のエース・紫雷イオ(27)が邪道マットの洗礼を浴びた。

 前日(3月31日)に放送されたフジテレビ系バラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」の最終回に出演し、世間的な注目度も高まったタイミングでの初の爆破戦。大仁田厚(60)の遺伝子を引き継ぐ中野たむと組み、極悪軍団「大江戸隊」(花月、夏すみれ組)と「ストリートファイトトルネード有刺鉄線電流爆破バットデスマッチ」で激突した。

 野球のユニホームに身を包んだイオは序盤からピンチが続いたが、マトリックスのように上体をそらして爆破バットをよけ、被弾だけは許さなかった。

 ハイライトは15分過ぎ。爆破バットを手にした花月は、ためらうことなくフルスイング。その瞬間、耳をつんざくような爆発音とともに激しい火花が飛び散る。会場内には硝煙が立ち込め、ファンからは悲鳴に近い「イオ!」の叫び声がこだました。腹部にモロに被弾したイオは大の字状態で横たわり、ピクリとも動かない。本部席にいたロッシー小川社長(60)の表情も険しい。

 イオはそのままセコンド陣に背負われ控室へ。試合は1対2の状態で続行されたが、数的不利となった中野が苦戦を強いられる。しかし、10分後にリングに戻ったイオは覚醒モードに突入。大江戸隊を蹴散らすと、今度は中野が夏を爆破させることに成功。ここからイオがムーンサルトプレスや場外へのケブラーダでアシストし、最後は中野が夏を沈めて勝利を収めた。

 イオの話「私のプロレス観にない戦いですが、一度も見たこともやったこともなく否定するのは良くないと思い、身を持って体感しました。電流爆破の素晴らしさ、いい一面も見られた気がします。だけど、紫雷イオのプロレスに小道具は必要ありません。明日からまた自分が信じた道を貫いていきます。最初で最後の私の爆破を体感してくれてありがとうございました」

 中野の話「4人の覚悟があったからできた試合だと思います」