長与がスターダム電流爆破参入に不快感「コノヤローだよ!」

2018年03月08日 16時30分

長与はスターダムの路線変更に厳しい声を浴びせた

 女子プロレス「スターダム」で急浮上した電流爆破マッチ開催問題が7日、新展開を迎えた。女子プロ界のカリスマ・長与千種(53=マーベラス)が不快感をあらわにすると、女子の爆破王座「爆女王」を管轄する超花火プロレスも王者・世志琥(24=シードリング)への挑戦を呼び掛けたのだ。女子プロ界の盟主による突然の路線変更は、業界に大きな波紋を起こしている。

 長与の言葉は厳しかった。スターダムで初の爆破戦が浮上したことについて聞くと、開口一番「面白いよね。あれだけ『やらない』と言って、私は売名行為とまで言われたんだよ! コノヤロー! だよ。一度、ロッシー(小川スターダム社長)と話をしに(事務所がある)亀戸に行くから。ロッシー目を覚ませって!」と吐き捨てた。

 スターダムは6日に4月1日名古屋国際会議場大会で紫雷イオ(27)、中野たむ(年齢非公表)組vs大江戸隊(花月、夏すみれ組)の特別試合を行うと発表。電流爆破マッチ形式での開催が濃厚になっている。ただし、エースのイオだけが猛反発していることからルールは未定のままだ。

 にもかかわらず長与がけん制したのは、一連の経緯があるからだ。爆女王が新設された昨年1月、イオと岩谷麻優(25)のスターダム2大エースに爆破マッチ参戦を呼び掛けた。しかしその声は届かないまま一蹴されて、一部ファンからは「売名行為のためにスターダムを使うな」と猛反発を受けたのだ。

 それでも電流爆破マッチの創設者である邪道・大仁田厚(60)から爆破を正式に継承し、初代爆女王としてベルトを巻いたプライドもある。そのため「やるのは構わないけど、爆破バットだけの『線香花火』じゃ物足りないよ。私がやってきたのはノーロープ有刺鉄線の4面爆破と、有刺鉄線爆破バット。これが真の『打ち上げ花火』だから、あれを勉強しないと無理だよ。まあ、次に誘った時は乗ってもらうよ」(長与)と手厳しく忠告した。

 一方、超花火プロレス実行委員会のオッキー沖田氏(44)はこの日、「新規参入は大歓迎です。だけど女子爆破の頂点は世志琥選手です。そちらで一番の選手を決めて、いつでも挑戦してきてください」と緊急声明を出している。

 スターダムの爆破マッチ開催案は、ファンの間でも「否」の意見が大半を占める。業界の先駆者から早くもクギを刺された状況で、イオそしてスターダムはどんな決断を下すのか――。