ワイルド軍突然の“立場逆転”

2013年02月05日 16時00分

 3・17両国国技館大会で秋山準(43)、潮﨑豪(31)組の挑戦を受ける世界タッグ王者の大森隆男(43)、征矢学(28)のワイルド軍が、なぜか2人の上下関係が逆転してしまった。

 

 事の始まりは、大森の訴えだった。大森は秋山組の挑戦表明を王者である自分たちが受諾する前に、正式発表されたことについて「筋が違う」と内田雅之社長(50)の方針に異を唱えていた。

 

 会見でも同席した内田社長に「本人を目の前にして言うのも何ですが、釈然としない」と不信感をあらわにした。だが、大森の主張を一蹴したのは他でもない、相棒の征矢だった。

 

「ベルトの数はどっちが多い? 大森君」。征矢は世界タッグ(インター&PWFタッグ)に加え、大日プロのBJW認定世界ストロングヘビー級王座も保持する“3冠王”だ。目の前に突きつけられた現実に、大森は「何を言っても兄貴にはかなわねえなあ…」と閉口した。

 

 すっかり調子に乗った征矢は、大森の姿勢そのものを叱責した。「相手は社長だ。またフリーに戻りたいのか!? 決まったことなんだから、勝つことだけを考えた方がいい。ゴチャゴチャ言うなと。何年選手ですか、まったく」

 

 また大森の“反乱”の原因は秋山の存在にあると指摘する。大森と秋山は1992年デビューの同期で、征矢は「ライバル視する相手に感情が暴走してしまう。自分にも真田(聖也)の時とか同じ経験がある。自分がいかに熱くなった大森さんに対処するか。そこが勝負の分かれ目になる」と、上から目線でチームの司令塔役も買って出た。

 

 先輩と後輩の立場が逆転した「GET WILD」。吉と出るのか、それとも…。