アンドレザ・ジャイアントパンダ赤ちゃん誕生でフィーバー拡大の予感

2018年03月01日 16時30分

生まれたての子パンダ(下)は母親ティンティンに甘える。父親(上)も感無量の表情を浮かべた

 平昌五輪カーリング女子で日本代表のLS北見が銅メダルを獲得した快挙に続き、北海道にまた一つ朗報が届いた。根室市に拠点を置く社会人アマチュアプロレス団体「新根室プロレス」は1日未明、所属のアンドレザ・ジャイアントパンダ(♂=2歳)と彼女パンダ・ティンティン(♀=3歳)の間に、待望の赤ちゃんが誕生したと発表した。生まれたのは元気な雄のパンダで、将来的には親子タッグでの活躍にも期待がかかる。本紙は1日朝、根室市郊外で愛を育む一家の姿を独占キャッチした。

 北の大地にひと足早い春が訪れた。新根室プロレスによると、2月28日夜からティンティンに陣痛の兆候が見え、アンドレザが不眠不休で付き添った。第1子誕生は1日午前1時11分ごろ。身長60センチ、体重は10キロという。所属選手たちも大喜びで、サムソン宮本代表(52)は「予定通り生まれてよかった。赤ちゃんでこの大きさですから、大人になったら間違いなく3メートルはいくでしょう」と顔をほころばせた。

 吉報を聞いた本紙はこの日早朝、さっそく根室市郊外の森を訪れた。辺り一面は深い雪に覆われ、動物も植物も深い眠りについたまま。神々しいまでに美しい静寂だけがそこにあった。果たして巨大パンダ一家は本当にこの地にいるのだろうか。不安だけを胸に歩を進めると、ついに白と黒のシルエットが視界に入った。

 いた! 身長3メートル、体重500キロのアンドレザだ。そばには恋人のティンティン、そして生まれたばかりの赤ちゃんパンダの姿があった。仲良く寄り添う姿は、春の息吹にふさわしい心温まる光景だ。五郎と純、そして蛍…まるで倉本聰原作・脚本の名ドラマ「北の国から」の一場面のようで泣けてくる。1月18日の東京スポーツ新聞社制定「2017年度プロレス大賞」授賞式以来の再会となった本紙記者に気づくと、アンドレザは「ボクも父親になりました。これまで以上に責任を持って精進します」と何とも殊勝な言葉を口にした。

 赤ちゃんパンダはハッキリと白と黒の模様が見えており、どことなく父親似だ。さっそく、アンドレザの存在を本紙連載コラム「東京プロレス娘のスイーツトーク」(毎週木曜掲載)でいち早く紹介し、世界で初めて単独インタビューに成功した元井美貴キャスター(37)に伝えると「おめでとうございます! 両親に捨てられた過去を持つアンドレザ選手が温かい家庭を築いている姿に感激です!」と涙ながらに祝福のコメントを寄せた。元井氏は2月下旬から今か今かと出産の時を待ち続けて、眠れない日々を過ごしていたという。「将来は新根室プロレスを支える看板選手になってほしいですね。パパを超えるくらいの大きさになって、ベアハッグならぬパンダハッグを必殺技にして世間をにぎわせてほしい。(♂は)守るものができると強くなると言いますし、アンドレザ選手のますますの暴れっぷりに期待しています」(元井氏)

 上野のパンダブームに乗ってプロレス界でも話題沸騰のアンドレザは現在、4月に大日本プロレスへの参戦が発表されているほか、他団体からも次々とオファーが届いている。さらに在京キー局からの番組出演オファーも殺到しており、第1子誕生によりさらなるフィーバーが予想される。数年後には、親子タッグで全日本プロレスの暴走大巨人(諏訪魔、石川修司組)との対戦も夢ではなくなるだろう。なお赤ちゃんパンダの名前は公募される予定。巨大パンダ旋風は、春到来と同時に日本中を席巻しそうだ。