武藤敬司が両ヒザに人工関節 手術後復帰明言も「月面水爆」禁止

2018年02月19日 17時13分

両ヒザの手術を発表した武藤敬司

 武藤敬司(55)が19日、3月末に両ヒザに人工関節を入れる手術を行うことを発表した。

 会見で「プロレス生活における一大決心をしまして。3月末に両ヒザを手術することになりました。人工関節を入れることにしまして」と報告した武藤。続けて「今までも考えていたことではあるんですけど、『人工関節にしたらプロレスができない』と言われていた。ただ去年の末にある先生と出会いまして、人工関節にしてもプロレスができると言っていただいた」と経緯を説明した。

 かねて両ヒザの故障に悩まされてきた。日常生活でも歩行に苦痛を伴うほどで、お笑い芸人・神奈月のモノマネでもたびたびネタにされたため、「武藤はヒザが痛い」という事実はプロレス界を超えて広く知られている。

 手術は3月末に都内で行われ、約2~3週間入院する予定。復帰時期は未定で、年内は全休が濃厚だ。化身のグレート・ムタが3月25日のDDT・両国大会に参戦するが、武藤自身はW―1の3月14日の後楽園大会(8人タッグ戦)を最後に長期欠場に入る。

 復帰への思いは強く「プロレスを続けたいがための選択。俺が憧れた仮面ライダーも改造人間。俺は仮面ライダーに一歩近づいたんじゃないか。仮面ライダーのごとく帰ってきたい」と話し、引退をキッパリ否定。

 さらに「必ず(リングに)帰って試合をするつもりなんですが、一つ(復帰する)条件がある。やったらダメな技に一つあるのが、ムーンサルトプレス。復帰してもムーンサルトはできません。なので3月14日には、俺のプロレス生活最後のムーンサルトを披露したいと思ってます」と、両ヒザに負担のかかる、自身の代名詞「月面水爆」に後楽園決戦で最後の別れを告げることも明かした。

 プロレス界ではビッグバン・ベイダーらが人工関節にして復帰を果たしており、同じくヒザに負担のかかるバスケットボール選手やスキー選手も同様の手術後に競技復帰しているケースもある。55歳を迎えた武藤が、再びリングに立つために大きな決断を下した。