今年で44回目を迎えた東京スポーツ新聞社制定「2017年度プロレス大賞」の授賞式が18日、都内のホテルで行われた。

 ベストバウトはオカダ・カズチカVSケニー・オメガのIWGPヘビー級選手権(昨年1月4日、新日本プロレス・東京ドーム大会)。4年連続5度目の同賞受賞となったオカダは「4年連続ベストバウト、MVPも3回取って、これで8個目のトロフィーになるので、もうそろそろベストバウトから外してもらってもいいのかなと思うんですけど、しっかり2018年も皆さんの心に残るような忘れられないような試合をしたいと思います。ありがとうございました」とあいさつした。

 毎年もっともいい試合をしているのは俺だ――という自信、プライドがあるのだろう。ベストバウトに関して自分以外が選ばれる可能性はないため、“殿堂入り”を要求した形だ。

 一方、オメガは「2017年はビッグマッチが多かった。相手がトップ選手だったので、内藤やオカダがいて、自分のパフォーマンスができた。来年もこのステージに立ちたい。だから新日本プロレスでベストを尽くしたい」と誓った。