全日初参戦の藤波が真田に飛龍殺法伝授

2013年01月25日 16時00分

 ドラディションの総帥・藤波辰爾(59)が、全日本プロレスの真田聖也(24)に飛龍魂を伝承。団体の垣根を越えた飛龍コンビが誕生した。

 

 26日の東京・大田区総合体育館大会で武藤敬司(50)、リック・フレアー(63)組と対戦する2人は23日、横浜市内の全日道場に集結。クラシカルなレスリングを追究する真田に、藤波は伝家の宝刀・ドラゴンスクリューから足4の字固めへの連係や飛龍裸絞めの極意を直接伝授した。さらに、故カール・ゴッチ氏直伝の変形ドラゴンスクリューも真田に指導する熱の入れようだった。

 

 藤波は真田の飲み込みの速さに「素晴らしい。教えることはないね」と父親のような笑顔をはじけさせた。

 

 W飛龍は技の競演に意欲満々で、藤波は「ぜひ試してみたいねえ。(真田は)僕より腕が長くて、かかった時にきれいだよね」と大ノリ気。真田の最大の必殺技は「THIS IS IT(胴締め式飛龍裸絞め)」。藤波は正調の同技で武藤とフレアーを、それぞれ同時に絞め上げるつもりだ。

 

 足4の字についても同様で、同じく4の字の名手でもある相手の2人に真っ向から対抗するという。

 

 藤波は大田決戦が全日マット初参戦。武藤とは浅からぬ因縁もある。無我ワールド時代に西村修と、当時「藤波2世」と嘱望された征矢学を事実上引き抜かれた。藤波は「僕はあまり根に持たない。流れに収めちゃうタイプなんで。藤波2世? あんな獣みたいになるとは…。僕は野獣じゃないです、ハハハ」。過去は水に流し、技巧派頂上対決に専念する。