女子プロレス「シードリング」22日の東京・新木場大会で、極太・高橋奈七永(38)が女子レスラーでタレントの赤井沙希(30)を新たな標的に定めた。

 キャプテンフォールマッチ形式の6人タッグ戦(高橋、山下りな、トトロさつき組vs赤井、浜田文子、桃野美桜組)に出場すると、初対決となる赤井からいきなりサッカーボールキック、前蹴りを食らって表情を一変させた。

「このクソったれ!」と叫びながら赤井をコーナーに追い詰めると、まるで鉄人・小橋建太(50)が乗り移ったかのようなマシンガンチョップを叩き込んでお返しした。ところが試合は自軍が敗れてしまい、バックステージでも高橋の怒りは収まらない。

「あ~、久々に腹が立った。細いから赤井沙希をナメてた部分があったけど、長い足から出る蹴りは強力だった。世志琥がムキになる理由が分かった!」と吐き捨てた。世志琥と赤井は巨乳と貧乳の“乳抗争”を繰り広げており、感情的な女子独特の争いに極太まで加わった格好だ。

 女子プロ界ではすっかりベテランの域に達した高橋だが、全女時代には今や伝説となったアイドルユニット「キッスの世界」として活動したプライドもある。タレントやモデルとして活躍する赤井へのジェラシーもあるのは間違いない。「またやりたい。最近は余裕かましていた部分があったけど、目を覚ましてくれた」と高橋。極太と世志琥のシードリング2トップから狙われる身になった赤井は大丈夫か…?