天龍源一郎「世界の北野監督と対談したい!」

2017年11月18日 16時00分

北野武監督との対談を熱望する天龍

【天龍源一郎が語る引退ドキュメント(3)】2015年11月15日の両国国技館大会で、40年間のプロレス人生にピリオドを打った天龍源一郎(67)が世界の北野武監督にラブコールを送った。引退発表から決戦当日、そして引退後までを記録したドキュメント映画「LIVE FOR TODAY—天龍源一郎—」(川野浩司監督)は、今年2月に全国で上映され、プロレスファンのみならず各方面で熱い感動を巻き起こした(同作品は15日にキングレコードからブルーレイとDVDでリリース)。「昔から映画が好きだった」という天龍は北野作品を絶賛。「東スポの力で北野監督との対談を実現してほしい」と語った。

 ——邦画も好きだった

 天龍:オウ。60年代の大ブームでは加山雄三の「若大将シリーズ」もよく見た。70年代に入ると時代の背景もあったのか、いわゆる「任侠もの」が大ブームになった。「仁義なき戦い」シリーズはよく見た。その後ぐらいじゃないの、シルベスター・スタローンが「ロッキー」シリーズで当てたのは。アクション系映画はとにかく楽でいいですよ。

 ——ところで今回の「LIVE FOR TODAY・天龍源一郎」を最近の映画に例えると…

 天龍:例えるとだな…。
 ——ハイ

 天龍:「シン・ゴジラ」のダイナミックさ、「君の名は。」の切なさ、「アウトレイジ 最終章」の迫力…その全てを備えた作品ですよ。分かるだろ。

 ——……。「アウトレイジ」の名前が挙がりましたが、北野武監督(東京スポーツ新聞社客員編集長)の作品で大好きなものがあると

 天龍:オウ。「龍三と七人の子分たち」(2015年)だな。あれはすごい作品だよ。昔、極道だった人間が、隠居していたんだけど昔の仲間を集めて復帰するという。それが若い人の目にはどう映っているのかという部分を描いた作品なんだが、普通そんな発想はできないよなあ。さすがは世界の北野監督ですよ。

 ——北野監督は「東京スポーツ映画大賞」の審査委員長。ひょっとしたらこの映画もノミネートされる可能性も…

 天龍:いやいやとんでもない。だったら俺は棚橋(弘至=新日本プロレス)の主演映画(「パパはわるものチャンピオン」=来年公開予定)を推薦するぞ(笑い)。それはそうとだな…。

 ——何でしょう

 天龍:御社の力で北野監督との対談を実現させてくれれば、こんなにうれしいことはないね。感謝感激ですよ。

 ——最後にもう一度今回のDVDについて

 天龍:舞台あいさつで日本全国を回った。プロレス時代にはできない旅だったから、心底楽しかった。北は北海道から南は沖縄まで…。まあ、ここの社長(天龍プロジェクト紋奈代表)が弁当代もくれずに延々とコキ使うのには閉口したけどな。全日本プロレスよりケチな会社があるのかと思って驚きましたよ。

 紋奈代表:そんなこと旅の最中ではひと言も言わなかったけどね。とても楽しそうで。

 天龍:(苦笑い)

 ——劇場公開とは違ってDVDで発売という点は

 天龍:責任は重いですよ。各家庭に随時、天龍源一郎がひそんでいるわけだから。映画館に行くより気軽に見ていただければ、また違う感想も出てくるでしょう。どんな意見であれ、俺は皆さんの声を聞きたい。ご観賞のほど、ぜひよろしくお願いいたします。(終わり)

★「LIVE FOR TODAY—天龍源一郎—」は11月15日、キングレコードからブルーレイとDVDで発売された。特別版の価格はいずれも税別5800円(※通常版も同時発売)。ロングインタビューや映画本編の未収録映像などの特典も長時間収録されている。しかも、まさかの本編完全日本語字幕入りだ。