TARU「密室暴行」認め出場自粛

2011年06月01日 19時00分

 全日本プロレスの人気ヒールユニット「ブードゥー・マーダーズ(VM)」の総帥TARU(46)が1日、5・29神戸サンボーホール大会前に、控室でスーパー・ヘイトこと平井伸和選手(41)に“密室暴行”を加えたことを認めた。

 

 全日プロの内田雅之取締役とともに会見に出席したTARUは「5月の九州シリーズでビジネス、プライベートのことでヘイト選手との間にイザゴザがありまして、神戸大会の控室で数発(顔面を)殴打しました。深く反省しております」と謝罪した。平井選手は試合後にバックステージで嘔吐し、神戸市内の病院に搬送された。急性硬膜下血腫と診断され、緊急開頭手術が施されていた。

 

 内田取締役は「直接的な原因があるかどうか定かでありませんが、そういうことが事実で一端を担っていることもなきにしもあらずという判断ができる」と、TARUの暴行との因果関係を完全には否定しなかった。

 

 また、締め切った控室には軍団メンバーのKONO、稔、MAZADAの3選手もいた。他のメンバーの行動について、TARUは「興奮していたんで、何も覚えていない」と説明した。

 

 TARUは「(殴打した後に)和解した」としながらも、責任を取って5月31日夜に自ら無期限の出場自粛を申し入れ、これを内田取締役が了承。内田取締役は「TARUの行為が(平井選手の症状の原因として)決定的になれば、我々の(レベルの)ものではなくなる」と話し、刑事事件に発展する可能性にも言及した。