引退・大仁田 12月に“極悪レフェリー”デビュー「反則したヤツは殴る」

2017年11月01日 18時01分

引退試合を報じた本紙を読む大仁田

 10月31日の後楽園ホール大会で引退した邪道・大仁田厚(60)が1日、都内で一夜明け会見を行った。

 右の頬にはテーピングを巻き、前歯が折れた痛々しい姿が前夜の激闘を物語っていた。引退試合では6人タッグデスマッチで鷹木信悟(34)、KAI(34)と組み、藤田和之(47)、ケンドー・カシン(49)、NOSAWA論外(40)組と対戦。闘魂遺伝子最後の継承者である藤田と激しい攻防を繰り広げ、相手のエルボーで歯が折れた。それでも最後は論外にサンダーファイヤーパワーボム7発で勝利した。

 大仁田は「一番は猪木さんの遺伝子と触れ合えたことですね。プロレスから離れるのは寂しいなって思うけど、きのうはスッキリと後楽園を出ることができた。今日から吹っ切って、新しい人生を歩んでいこうと思います」と語った。

 また気になる今後については「今日から無職。無に色の「無色透明」です。だからどういう絵を書いていこうかなと。マスコミの皆さんも『コイツは何をやろうとしているんだろう』と思う方が面白いでしょ!?」と話すにとどめた。

 現状では永遠のライバルだった故ミスター・ポーゴさん(享年66)の追悼興行となる12日のWWS群馬・伊勢崎大会への来場が決まっているほか、本紙既報通り12月3日にプロデュース大会「大仁田反省会」を東京・新木場1stRINGで開催すると正式発表した。

 40年を超えるプロレス人生と引退試合をトークショー形式で振り返るほか、プロデュース試合ではレフェリーデビューする。「史上初の有刺鉄線バットを持ったレフェリーもありかなと。反則したヤツはバットで殴る極悪レフェリーをやろうと思う」

 ただし試合出場について質問が飛ぶと「ここで復帰は早すぎるだろ!(笑い)。きのうも試合前にグッズ売り場でサイン会をやっていたら『いつ戻ってくるんですか?』という質問ばかり。『バカヤロー、まだ引退試合もしてねえ』って言ったんですけど。七転び八起きという言葉があるけど、今回に限ってプロレスラーとして二度とリングに上がることはありません」と強調し、晴れ晴れとした表情で会見場を後にした。