31日の後楽園ホール大会で引退する邪道・大仁田厚(60)最後の電流爆破デスマッチに、元WWEのヨシタツ(40)が緊急参戦することが27日、分かった。

「さよなら大仁田実行委員会」が主催する29日の名古屋国際会議場イベントホール大会では大仁田、KAI(34)組が青柳政司(60)、ミノワマン(41)組と電流爆破戦で対戦することが発表されている。同委員会によると、ここにきて交渉中だったヨシタツの参戦が決定したという。

 この日、本紙の取材にヨシタツは「大仁田選手が(現役)最後と聞いて(オファーを)受けました。昔からこの人のカリスマは何なのだろうと思っていて、今でもすごいと思っている。一度、間近で見て学びたいと思っていた」と興奮気味に話した。

 学生時代には地元の岐阜で行われたFMWの興行で大仁田の試合を見たことがあるが、これまで接点はなかった。WWE時代にも邪道のようなタイプの選手を見たことがなく、研究対象としても興味を持っていたという。

「これは縁ですよ。死ぬまで(電流爆破を)やるとは思わなかったですし」とヨシタツ。これにより大仁田の引退前最後の電流爆破戦は大仁田、KAI、ヨシタツ組VS青柳、ミノワマン、NOSAWA論外組の6人タッグに変更された。