青柳館長 ラスト電流爆破戦の大仁田に「この右足をプレゼントしたい」

2017年10月26日 17時07分

青柳館長(右)の気持ちをガッチリ受け止めた大仁田

 邪道・大仁田厚(60)が26日、都内で会見し、長年の宿敵である誠心会館・青柳政司館長(60)との電流爆破デスマッチ戦への思いを激白した。

 さよなら大仁田実行委員会が主催する29日の名古屋大会(名古屋国際会議場イベントホール)で大仁田はKAI(34)と組み、青柳、ミノワマン(41)組と電流爆破戦で激突する。2015年5月の交通事故で右ヒザから下に36か所の粉砕骨折を負って現役を引退した青柳は「事故から2年間、蹴ったことがない。正座もできないし、階段も下りることができない。でも大仁田厚が現役最後と聞いたら、名古屋の相手は私しかないと思った」と改めて一夜限りの復帰を決めた経緯を説明した。

 大仁田との関係は28年前にさかのぼる。1989年7月2日の「格闘技の祭典」(後楽園ホール)で行われた初の日本人同士の異種格闘技戦で対戦。両軍セコンドを巻き込んだ大抗争に発展し、同年10月6日のFMW旗揚げ戦(愛知・露橋スポーツセンター)での再戦につながった。

 くしくも今回の会場も名古屋。青柳は「当日は医師が2人来る。ドクターストップがかかっているけど、右足で蹴ることを考えている。大仁田さんの引退の花道にこの右足をプレゼントしたい。足を切断してもいい。息だけしていれば」と強い決意を口にし、電流爆破レガースを着用してせん別のキックを贈ることを予告した。

 一方、31日後楽園ホール大会で引退する大仁田にとって、これが最後の電流爆破戦になる。青柳の気持ちを真正面から受け止め「これも運命かなと。ただしリングに上がる以上は敵同士。館長がどんな体だろうと容赦しないし、また足がバラバラになったらしょうがない」とキッパリ。2人はガッチリ握手を交わすと大仁田は「まず29日を乗り越えないと31日が見えてこない」と表情を引き締めた。