森嶋「“昭和技”でGHC防衛する!」

2013年01月21日 16時00分

 ノア1・27大阪・ボディメーカーコロシアム大会でKENTA(31)の挑戦を受けるGHCヘビー級王者の森嶋猛(34)が、仰天秘策を激白。師匠の故ジャイアント馬場さんを筆頭に“人間発電所”ブルーノ・サンマルチノ、“人間台風”ドン・レオ・ジョナサンら往年の名選手の必殺技を次々に繰り広げ、V9を果たす決意を明かした。

 

 浪速が昭和にタイムスリップする。KENTA戦を控える森嶋がこの日、意外な事実を明かした。「実は今、昔のレスラーの技をビデオで研究してるんだ。大阪はレジェンドシリーズかな、フフフッ」。怪物が幅を利かせた1960~70年代のプロレス黄金時代を支えた往年の名レスラーたちの技を習得中だという。

 

 190センチ、145キロの森嶋が参考にしているのは自分同様の大型のパワーファイターだ。今の必殺技のバックドロップは故ジャンボ鶴田さんをイメージしたもので、鶴田さんの墓前にわざわざ報告に出向くなど、大型全盛だった昭和プロレスを誰よりもリスペクトしている。最近、全日本プロレス時代の師匠・馬場さんのヤシの実割りを使ったことがキッカケとなり、伝統技の本格的な継承を決意した。

 

 サンマルチノのバックブリーカー、ブルーザー・ブロディのキングコング・ニードロップ、アブドーラ・ザ・ブッチャーの毒針エルボー、馬場さんのネックブリーカードロップ…。森嶋は使っていない技に次々と巡り合い、目からうろこが落ちる日々を過ごしている。とりわけ、自分と同体格のジョナサン(196センチ、140キロ)のハイジャック・バックブリーカーの映像は何度も見たという。

 

 挑戦者のKENTAは80キロの小兵で、アスリート化が進む平成プロレスの象徴といえる。森嶋の懐古主義はそんな現マットへの強烈なアンチテーゼでもある。 “昭和の伝道者”として、森嶋は古き良き時代の興奮を再現させた上で勝つ。