斎藤「黙って」CIMAに勝つ!

2013年01月19日 16時00分

 男は黙って勝負する。ドラゴンゲート20日大阪ボディメーカーコロシアム大会でCIMAのオープン・ザ・ドリームゲート王座に挑戦するジミーズの斎藤“ジミー”了(33)が“健さん流”の寡黙Vを誓った。

 

 これも地味軍団の真骨頂といっていい。斎藤は今年の開幕戦となった12日の京都大会で、タッグ戦とバトルロイヤルでCIMAから2連勝。実に6年ぶりとなる頂点返り咲きの前祝いをやっていてもおかしくはない。ところが斎藤はうつむき加減に「自分は不器用な男ですから…」と俳優・高倉健のようなセリフを口にするばかり。ジミーズらしく決して浮かれることはなく、ただ静かに決戦を待っている。

 

 山形市出身の朴訥(ぼくとつ)な東北人で、もともと口数は少ない。それも「自分は地味といわれるジミーズでも本当に地味な方」と“キング・オブ・ジミーズ”を自任しているだけに、これがあくまで自然体だ。しかし大風呂敷は広げなくても、内に秘めた闘志はヒシヒシと伝わってくる。

 

「自分は不器用な男だから、飛び技もない。この体一本でぶつかるしかない。でもジミーズの精神を忘れずにやればきっと…」。斎藤は額の汗を黄色いハンカチでそっとぬぐいながら、雑踏に消えていった。