ノアは12日、都内で「グローバル・リーグ戦2017」(14日、後楽園ホールで開幕)の会見を行い、出場選手が意気込みを語った。

 会見を事実上“乗っ取った”のは同リーグ戦に初出場するドラディションの長井満也(48)だった。出場するノア所属選手たちが冷静に意気込みを語る中、Aブロックでエントリーされている長井は「このリーグ戦もこのオレ様が、ビッシビシいかせてもらうからな!」と宣戦布告。さらに同じブロックのマイバッハ谷口(40)に対して「てっきり開幕戦で当たると思ってたのに。この野郎、逃げたんじゃねーだろうな!!」と不満を口にしながら歩み寄って挑発し、あわやの乱闘騒ぎを引き起こした。

 その後も質疑応答を拒否するなどやりたい放題に対し、Aブロックでエントリーされている丸藤正道(38)が「ぜひともタコ坊主から(対戦したいとの)言葉を聞きたかった」などと見た目をいじりながら挑発だ。これに長井は「おい丸藤。オレのこと見て“タコ坊主”とか“ヒゲ”とか”オヤジ”とかな、小学生のガキでも言えるんだよ!」とヒートアップ。「せっかくノアまで遊びに来てんだよ。このオレが“こいつうめーこと言うな”って思うくらいの言葉用意しとけよ、おら!」と叫ぶと、それでも「タコ坊主」と連呼する丸藤にキレてイスを蹴飛ばし、フォトセッションを待たずして会場を後にした。

 初参戦の長井が加わり、新たな遺恨がどんどん生まれるノアのグローバル・リーグ戦。総勢16人が参加し11月19日の後楽園ホール大会の優勝決定戦まで約1か月に及ぶ長丁場の戦いになるが、最後に笑うのは一体誰になるか。