大仁田が東スポ本社で“引退撤回”きっぱり否定

2017年09月30日 16時30分

大仁田は自らしたためた「闘魂」の2文字を引き裂き、藤田を挑発

 10月31日の大仁田興行東京・後楽園ホール大会で引退する邪道・大仁田厚(59)が29日、東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れ、引退のあいさつを行った。本社・酒井修代表取締役社長から「まだ間に合いますよ」と引退撤回を勧められる異例の展開となったが、10・31が最後と強調。出場を呼び掛けられた11月3日の超花火プロレス「電流爆破フェスティバル」(神奈川・カルッツかわさき)への参戦は現段階ではきっぱり否定した。

 酒井社長と対面した大仁田は、正式に10月31日をもって引退することを伝えた。ところが…だ。同社長から「ぜひ撤回してもう1回! まだ間に合いますよ」と笑顔で送り出された。

 しかも、旧知の本紙記者やカメラマンと再会するたびに「今度はいつ復帰ですか?」と聞かれる始末。そのたびに大仁田は「スミマセン。今度こそ本当です」と弁明しながら社内行脚するという異例の光景になった。しまいに根負けしたのか「もし70歳まで生きられたら、もう1回、電流爆破をやるかもしれませんけど…」と口にする場面もあった。

 引退試合の相手は野獣・藤田和之(46)を強行発表している状況で、10月2日の会見で正式発表する予定。藤田は10月9日の大仁田興行お台場大会に来場する模様で、いよいよ直接対面が実現する見込みだ。

 一方で、超花火プロレスからは引退試合の3日後となる11・3川崎での電流爆破戦出場を呼び掛けられた。これで「引退撤回となるのか?」と周囲は騒動になっており、事務所には「川崎に出るのか?」「引退詐欺か!?」と問い合わせやクレームの電話が殺到し、引退試合チケットのキャンセルまで出る事態になっているとか。

 これにはさすがの邪道も困惑の表情。そもそも11・3大会の正式オファーは届いていないとした上で「舞台をつくってくれたのはありがたいけど、爆破は名古屋(10月29日)で終わり。もう爆破のリングで伝えるものは伝えたから、川崎で試合をするつもりはない」と試合出場は否定した。

 最後は「僕は1年で150のテーブルと、300脚のイスを壊してる。これはある種、技能ですよね? あとは(東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞)技能賞を取れば誰もやったことがないグランドスラム達成なんです」と改めてアピールして帰路に就いた。

「引退撤回?」を巡る騒ぎもそれだけ、邪道の今後に注目が集まっている証し。残り1か月も“引退フィーバー”はまだまだ続きそうだ。