サムライTVキャスター元井美貴 メヒコのルチャ観戦「あの“自由”が日本にも伝わりますように…」

2017年09月28日 16時30分

CMLLの祭典を取材した元井(右から2人目)

【東京プロレス娘のスイーツトーク】このたびのメキシコ地震で被害に遭われた方々に心よりお悔やみ申し上げます。9月25日(日本時間26日)現在、アレナ・メヒコでは試合の開催が見送られていますが、一日も早く平穏が訪れることを祈っております。

 先日、私はルチャリブレの取材でメキシコを訪れ、CMLLの年間最大マッチ「アニベルサリオ84」に行きました。敗者がマスクを脱がなければならないマスカラ・コントラ・マスカラが行われ、熱気が渦巻くアレナ・メヒコ。

 メーンではウルティモ・ゲレーロ選手の実の弟であるグラン・ゲレーロ選手が勝利し、敗者となったニエブラ・ロハ選手はお客さんの前で素顔に…。3年連続で取材に来ていますが、毎回マスクのひもがほどかれる瞬間は改まった気持ちになります。

 また今回のアニベルサリオが行われたのはメキシコ独立記念日の9月16日だったため、多くのルチャドールの方々が緑・白・赤の国旗カラーのマスクやコスチュームを身につけていらっしゃいました。もちろん会場だけではなく街中も国旗カラーで飾られ、中央広場にはウイッグやヒゲなどのグッズに交じって国旗カラーのマスクもたくさん売られていましたよ。

 メキシコではルチャリブレが生活にも浸透していて、地下鉄のゲレーロという駅にはミル・マスカラスさんやエル・サントさんといったルチャドールの壁画やマスクの展示も。まるでJR両国駅に飾られたお相撲さんの手形のようだと感じました。

 お客さんは大人も子供も思い思いの選手に声援や盛大なブーイング、時には乱暴な言葉を、応援している選手が勝てば立ち上がって踊りだしたりと、体全体で自由に楽しんでいます。「自由な戦い」と呼ばれるルチャリブレ。日本にもこの自由な空気が伝わり、さらに人気が高まりますように!