中邑が日本でWWE王座再挑戦

2017年08月29日 13時09分

マハル(右)への再挑戦が決まった中邑(C)2017 WWE, Inc. All Rights Reserved.

“ロックスター”中邑真輔(37)が、日本公演でWWE王座に再挑戦することが決まった。9月16日の「WWE Live Osaka」(エディオンアリーナ大阪)でWWE王者の“インドの怪人”ジンダー・マハル(31)に挑戦が決まったもの。日本で王座奪取の快挙へ向けて、期待は一気に高まってきた。

 まさかの急展開だ。中邑は真夏の祭典「サマースラム」(20日、ニューヨーク州ブルックリン)でマハルの王座に初挑戦。試合を優位に進めながらも手下のシン・ブラザーズ乱入により、屈辱のフォール負け。22日のスマックダウン大会ではシン兄弟にハンディキャップ戦で制裁を加え、スーツ姿の王者もキンシャサ・ニー・ストライク(ボマイェ)で沈めて再挑戦に名乗りを上げていた。

 この結果を重く見たWWE首脳陣が再戦を緊急決定した模様。しかしここまで早く、しかも凱旋帰国大会でリベンジのチャンスが訪れるとは中邑自身、想像もつかなかっただろう。

 異例ずくめの再挑戦となる。日本人選手が日本公演でヘビー級王座に挑戦するのは、2003年1月25日(東京・代々木)にTAJIRI(46)が当時の世界ヘビー級王者トリプルH(48)に挑戦して以来、実に約14年半ぶり。「サマースラム」での挑戦も日本人としてはTAJIRIが04年4月26日のロウ大会でトリプルHに挑んで以来、約13年ぶりの快挙だったが、これほどの短期間で再挑戦を決めた例は皆無といっていい。

 今回の日本公演はライブ中継がなく、いわゆる「ハウスショー」として開催される。世界同時配信されるPPVやレギュラー番組以外で王座が移動することはまれだが、最近では中邑のライバルだったAJスタイルズ(40)が7月7日のハウスショー(ニューヨークのマジソンスクエア・ガーデン大会)でUS王座を獲得した例もある。中邑が大阪で新王者となっても何の不思議もない。

 ちなみにAJは日本公演でケビン・オーエンズ(33)、バロン・コービン(32)との3WAY戦でUS王座防衛戦を行う。中邑は前人未到の快挙を達成できるのか。「ライジング・サン」が大阪で再び輝きを放ちそうだ。