DDTの東京・両国国技館大会(20日)で、映画コメンテーター兼プロレスラーのLiLiCo(46)が初代KO―D10人タッグ王座を獲得した。

 昨年11月の大阪大会以来の参戦で、大石真翔、レディビアード、スーパー・ササダンゴ・マシン、大家健を率いて大鷲透が率いる大鷲軍と対戦。今大会で新設された王座に挑んだ。

 開始早々の丸め込みこそ3カウントを奪えなかったものの、迫力満点の形相で平田一喜にキャメルクラッチ。さらに股間を使用した投げ技を得意とするジョーイ・ライアンに対し、何と自分の股間を握らせて投げ技を発射するという、メチャクチャな展開で試合の主導権を握った。

 最後は大家が平田を炎のスピアーで沈め、LiLiCo軍はベルトを奪取。戦前からLiLiCo組は「5人組はプロレスの打ち上げに最も適している」という持論を展開させていたこともあり「盛大に打ち上げしようぜ!(預金を)おろしてきたぜ!」と大喜びだった。