“バカサバイバー”青木真也(34)が10日、今後の見通しが立たないIGFの現状を嘆いた。

 青木は2013年大みそかからIGFに参戦。ブランド「NEW」にもレギュラー出場していた。しかしNEWは7月で凍結され、国内での次回大会は白紙になっている。青木は「IGFからのオファーは全くありません。いったいどうなっているのか。今後の説明もない。労働者の権利が守られていないじゃないか!」と憤りを口にした。これからも継続的にプロレスのリングには上がる意向で「話があればIGF以外でもオファーをいただければ、どこでも出ます」と語った。総合格闘技のほうは11月にも海外で1試合戦う見込みだという。

 RIZINで注目を浴び始めた矢地からのラブコールについては「やってもいいけど榊原(信行RIZIN実行委員長)さんが困る顔を見たくないからなあ…。ペットボトルを投げても投げ返してくれる人がいないし」と独特の表現。それでも「今のRIZINに足りないのは“他流試合”だと思う。昔はジャンルを背負った他流試合があった。そういうオファーなら喜んで受ける」と前向きな姿勢を見せた。