新日本プロレス4日愛媛大会「G1クライマックス」Aブロック公式戦で、IWGPインターコンチネンタル王者・棚橋弘至(40)が真壁刀義(44)を下して首位タイを守る5勝目を挙げた。

 メーンで激突した両雄は、互いの必殺技のハイフライフローとキングコングニーを狙うもヒットさせることができない。その後も意地の張り合いが続き、ジャーマンの応酬が繰り広げられる。

 試合が動いたのは12分過ぎだ。スパイダージャーマンをバックエルボーで防いだ棚橋は、コーナーに座った状態の真壁をそのまま抱えてジャーマンスープレックスを発射。スリングブレイドからハイフライアタックを決めると、渾身のハイフライフローで3カウントを奪った。5勝2敗で内藤哲也(35)とAブロック首位を並走するIC王者は、試合後のリングで代名詞のエアギターを披露。「愛してま〜す!」の大合唱でG1制覇をファンに約束した。