棚橋 ゆずポンに誓うMVP奪還

2013年01月09日 15時00分

<2012年度プロレス大賞授賞式(7日)>昨年6月16日大阪・ボディメーカーコロシアム大会で行われたオカダ・カズチカとのIWGPヘビー級王座戦で悲願のベストバウト初受賞を果たした新日本プロレスのIWGPヘビー級王者・棚橋弘至(36)は「ずっと取れなかった賞なので本当にうれしい」と喜びを爆発させた。

 4日の東京ドーム大会でも同一カードでオカダを破り、IWGP王座V6に成功。「MVPをオカダに取られて、ベルトまで取られたら100年に一人の逸材も形無しですから。勝ちましたけど、常に期待値は高いですし、常に上位にランキングしてくる。今年またどこかで戦うんじゃないですかね」。棚橋VSオカダ戦をプロレス界の新たな「名勝負数え歌」とさせることを誓った。さらに棚橋は「今年もIWGP戦でベストバウトを取ります。王者の名前、IWGP戦の信頼で人を呼ぶのがテーマ」とキッパリ。2月10日広島大会のカール・アンダーソンとのV7戦から再スタートする防衛ロードに腕をぶした。

 もちろん最大の目標はMVP奪還だ。2009、11年と隔年ペースでMVPに輝いた棚橋は「その法則、発動させますよ。今日の会場もやっぱりMVPが中心に回ってる。もう一回、俺が中心に戻る」と、13年の主役返り咲きを誓った。

 授賞式では人知れず悔しい思いをした。棚橋は「ゆずポンと2年連続MVPの約束を果たせなかった。ゆずポン、棚ポンと呼び合う仲ですから。彼女は有言実行だったのに、俺は…」と唇をかんだ。しかも愛川は4月の引退が決定済み。11年に続き再び揃って業界の主役を張るのは、かなわぬ夢となってしまった。

「花の命は短いですね…」と妙に感慨深げな棚橋は「ゆずポンに誓う。来年は必ず取る。そうしたら授賞式に呼ばせてもらって、ダブルビキニで競演したい」と、周囲の需要度外視のプランをぶち上げ、愛川への罪滅ぼしを約束。もっとましなモチベーションはないのかと疑いたくなるが、業界の中心・IWGP王者は今この男だ。