【東京プロレス娘のスイーツトーク】また一つ夢をかなえることができました! プロレスを見るために全国を旅し、空き時間に動物園や水族館を巡ることをライフワークとしている私ですが、今回ようやく北海道まで到達できました。人生初の札幌を17日に開幕した新日本プロレス真夏の祭典「G1 CLIMAX 27」で迎えることができてうれしく思います。

 2年連続で開幕戦の会場になった北海きたえーるは、昨年(5533人)を上回る6189人のお客さんで満員に。前夜祭から取材に行くと、グッズの販売を待つ方々の長蛇の列が、途切れることなく続いていました。

 選手のTシャツ、キャップ、タオル、うちわなどを購入された方々にうかがってみると、この2~3年でファンになったという方が多い様子。Tシャツの肩の部分をリボン風にリメークし、セクシーに着こなしている女性ファンもいらっしゃいました。

 公式戦では永田裕志選手の白目式腕固めを「初めて見た!」と興奮気味に喜ぶ方、メーンで飯伏幸太選手が内藤哲也選手に仕掛けた技に「えー! 無理でしょ!」と驚がくする方など、さまざまな反応が飛び交っていた会場内。中でもやはり勢いに乗りまくる内藤選手への声援が大きかったように感じます。このG1を「これ以上ない踏み台」と公言している内藤選手ですが、4年ぶりに“夏男”の称号を手にすることはできるのでしょうか?

 これまでのG1の26回の歴史を振り返ると、優勝回数が一番多いのは“元祖夏男”の蝶野正洋選手(5回)というのはよく知られていますが、惜しくも決勝で敗れた“準夏男”の回数が多いのは武藤敬司選手、中邑真輔選手、棚橋弘至選手(いずれも3回)。8・11両国のAブロック公式戦最終日では、そんな棚橋選手と内藤選手が直接対決することに! 個人的にこの夏一番注目している試合です。今年はまだ夏らしいことをしていないという方もぜひ会場へ! プロレスという思い出を心に刻みましょう。