【新日G1】初白星の真壁 “ニュース価値があるのは俺様の優勝”

2017年07月24日 16時30分

後藤(左)の顔面に強烈なラリアートを見舞う真壁

 23日の新日本プロレス東京・町田市立総合体育館大会「G1クライマックス」Aブロック公式戦で、真壁刀義(44)が後藤洋央紀(38)から初勝利を挙げ、反撃ののろしを上げた。上半期はNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜午後8時~)の撮影など多忙を極めリング内で結果を残せなかっただけに、真夏の祭典は面目躍如のチャンス。大きな「見返り」があると確信し、8年ぶりのG1制覇へ突き進む。

 

 開幕2連敗と窮地の真壁は、この日のメーンで連勝発進の後藤と激突した。猛攻にさらされながらもGTR(変型ネックブリーカー)を阻止すると、キングコングニーアタックで反撃。最後はスパイダージャーマンからキングコングニードロップで3カウントを奪った。

 

 待望の初日で逆襲を開始。今回のG1にかける思いは強い。上半期は「力也」役で出演中の大河ドラマ撮影と時期が重なった春のトーナメント「NEW JAPAN CUP」を欠場した影響が響き、その後のタイトル戦線に絡めなかった。いまや業界随一のメディア露出を誇る人気者だが、それもリング内との両立が絶対条件。「誰でもできることをやってるわけじゃねえ。芸能では実績残してるよ。でも、勘違いしちゃいけねえのはプロレスがあってこそ」と力説する。

 

 さらにはその両方がかみ合えば、誰よりも大きな熱を生み出せると確信している。「間違いなく見返りはでかいよね。誰がG1を優勝したら一番ニュースバリューがあるかっていったら、そりゃ俺様以外にいねえだろ」

 

 新日プロを中継するテレビ朝日の「スーパーJチャンネル」が7月の米ロサンゼルス大会成功を取り上げるなど、プロレスの裾野は着実に広がっている。真壁は「そこで俺様が優勝してみろ。テレ朝は当然として、日テレも他の局も放っておかねえ。ま、最低でも4局は取り上げるだろうな。それこそ公共放送でも流れるかもしれねえな。夢があるだろうが。(大河ドラマの出演者)テロップにも力也のところにG1覇者って入れさせてやる」と、天下のNHKも巻き込んだ“G1フィーバー”の野望がある。

 

 長期欠場中の盟友・本間朋晃(40)の思いも背負ったデビュー20周年の節目のG1。いくつもの負けられない理由に突き動かされ、キングコングが8年ぶりの栄冠を勝ち取る。

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