“悪魔仮面”ケンドー・カシン(48)が16日の「電流爆破夏祭りin横浜」(神奈川・横浜ヨット協会横特設会場)で行われる「邪道軍vs全日本プロレス」に“参戦”することになった。

 当日は諏訪魔のエボリューションと大仁田の邪道軍が電流爆破6人タッグマッチで対戦。悪魔仮面は大仁田と「はぐれ邪道軍」を結成し、この一戦にも加担するかに思われたが「何の音沙汰もない」「(はぐれ邪道軍は)自然消滅です、ハイ」と話し、いじけていた(本紙既報)。

 そのカシンが突如、一方的に本紙を呼び出した。指定場所にレフェリー姿で現れ「さよなら大仁田厚実行委員会よりレフェリー要請がありました。本当に東スポを通じて連絡が取れました」と報告。よせばいいのに…大仁田サイドがレフェリーをオファーしたようで「先に声をかけてくれた大仁田氏のために一生懸命裁きたい」とわざとらしく話した。

 さらに聞いてもいないのに、6日に尿検査(ただの健康診断?)を受けたことを明かし「試合前には(選手も)ちゃんと尿検査をやるべきだ」とひと言。その上で「裁かれる側よりも裁く側にまわろうと思った」と意味不明なことを口にした。

 諏訪魔に対しては「あのヤロー、チーム湘南台とか言っておきながら何の連絡もよこさなかった。覚えておけよ。加油(中国語で頑張れ)諏訪魔だ。油をぶっかけてやる」と恨み節。話すだけ話すと「ありがとう、東スポ。さようなら、大仁田厚」とつぶやき、レフェリーシャツを脱いだのだった。