ドラゴンゲートのT―Hawk(27)が6日、「オープン・ザ・ドリームゲート」王者のYAMATO(35)撃破に懸ける思いを語った。

 年間最大興行となる23日の神戸ワールド記念ホール大会で、YAMATOに挑戦。大一番に向けて「2年前はただベルトを取りたい思いで戦っていたけど、今回は違う」と目をギラつかせた。2年前の7月にも同じ神戸ワールド記念ホールで、当時同王座のベルトを所持していた吉野正人(36)に挑戦したが敗戦。悔しさだけが残った。

 しかし今回は「ベルトもYAMATOも通過点。踏み台でしかない。勝つのは当然だ。勝つ自信しかない」ときっぱり。その上で「ベルトを取った先のビジョンをオレは見据えているから。ドラゴンゲート全体に関わるビジョンを…。大きな革命だ。具体的にはまだ言えない」と不敵に笑った。

 T―Hawkはこの日の後楽園ホール大会、タッグマッチでYAMATOと激突。激しい攻撃で王者を圧倒し、好調ぶりを見せつけた。試合もパートナーの鷹木信悟(34)がYAMATOを下し前哨戦に完勝。決戦に向けてますます勢いづく挑戦者はベルトを奪取して、いったいどんな変革をもたらすつもりなのだろうか…。