IGFのニューブランド「NEW」のマットを席巻する“平成のテロリスト”村上和成(43)が28日、マスコミ懐柔に成功した。

 都内の村上会事務所で、すっかり恒例となった定例会を開催し、まずは7月7日の後楽園ホール大会に言及。同大会での投入を予告していた秘密兵器について「なかなかお忙しいみたいで、今のところ(出場は)五分五分。昔から一番縁がある方で、一緒に並びたいという気持ちがある。この方と組むことで点と点が線になる」と交渉の進ちょく状況を説明した。

 同選手の出場が決まった際には白覆面ではなく、特例により素顔で登場してもらうという。また、しつこく対戦要求を突きつけてきた鈴川真一(33)については「俺に情報をくれるやつがいて、鈴川はケガをしていて試合ができるか分からないという情報を得ている」と暴露すると「別に俺は何とも思ってないから」と一蹴した。

 50分に及ぶ独演会を終えると「村上会事務所開き」と称して報道陣にカレーパンとクリームパンを配布。雨の中、わざわざ徒歩で40分かけて買いに行ったという村上オススメの一品で、これで本紙を除く報道陣の心をつかんだ模様。ただし、その様子を見ながら村上が「ヒッヒヒヒ」とテロリストの本性をチラリとのぞかせたのを本紙だけは見逃さなかったが…。