杉浦 大量離脱ショックは俺が吹き飛ばす

2013年01月09日 16時00分

 時代が俺に追いついた。ノアのハレンチ王・杉浦貴が、大量離脱劇を一蹴。2013年の主役取りを誓った。


 秋山準ら5選手が昨年12月24日の有明大会を最後にノアを退団。杉浦は潮﨑豪とのラストマッチに完勝して離脱組に別れを告げた。しかし感傷はまったくなく「在籍しているうちから全然別の方向を見ていたわけだから、どうしようもない。同じ方向を見てノアに残っている人間だけで頑張っていく」とガラにもなく泣かせるセリフを吐いた。


 目標も決まっている。自身初となるGHC2冠王だ。12・9両国大会では丸藤正道とのコンビでGHCタッグ王座を約5年ぶりに奪還。しかも来年1・27大阪大会でKENTAとV9戦を控えたGHCヘビー級王者・森嶋猛からは、3・10横浜文化体育館大会での次々期挑戦者に指名されている。


「望むところだな…。せっかくチャンピオンの指名もあったことだし、俺は2013年、シングルも狙いに行くから。2冠だ2冠。副社長とのコンビに死角はないし。俺の時代にして、誰がいなくなっただのどうのこのは言わせない」。

 

 14度防衛の新記録を作った前王者時代にも、タッグと合わせた2冠取りには失敗した。大量離脱で揺れる今だからこそ、自らの力で団体を再興しようというのだ。


「まずはタッグの防衛戦。相手はいないのか?」と真冬の道場で猛練習を終え、全身から湯気を立てつつ杉浦は雄叫びを上げていた。