インタ王者・中邑 桜庭の次はルチャ迎撃

2013年01月09日 11時00分

 新日本プロレスのIWGPインターコンチネンタル王者・中邑真輔が、19日の後楽園大会でメキシコCMLLのラ・ソンブラとのV5戦に臨むことが決定した。1・4ドームでの桜庭和志)戦からわずか2週間での王座戦となるが、中邑はルチャリブレ・スタイルでの激突を示唆。インター王座は変幻自在の防衛ロードとなりそうな気配だ。

 

 1・4ドーム決戦で桜庭との死闘を制した中邑だったが、王者に休息はない。一夜明けたこの日、メキシコ・CMLLとの合同興行となる19日後楽園大会でのV5戦が早くも決定。相手はメキシコの若き天才・ソンブラとなった。


 互いに総合格闘技の技術も駆使した桜庭戦とはあまりに毛色が違いすぎる一戦。それでも中邑は「この振り幅の広さ。せっかくならメキシコ行きたかったね、ハハハ」と意に介さない。それどころか「ハッキリ言って、ソンブラには1度(2010年G1公式戦で)勝ってるしね。普通にやっても面白くないんじゃない? 向こうの土俵でやってもいい」と、今度はメキシコのルチャリブレ・スタイルでの迎撃を示唆した。一昨年にもメキシコ遠征を経験しており、対応に不安はない。


 昨年7月のインター王座奪取後、中邑はIWGPヘビー級王座との差別化を図る方針を示してきた。世界中のあらゆる国で、あらゆるファイトスタイルに対応する自信があったからだ。それが米国での防衛戦であり、総合格闘技のパイオニア・桜庭との一戦だった。メキシコ人との王座戦のチャンスが巡ってきたのならば、メキシコの流儀にどっぷり漬かるつもりなのだろう。


「プロレスに総合の技術が生きることもあれば、相撲の技術が生きることもあるでしょう。ジャイアント馬場は(原点が)野球。色々な形が詰まっているのがプロレス」という持論を誇る中邑だけに、己の振り幅を広げる作業に妥協はない。

 

 新日プロに新たな価値観を根付かせる中邑は、変幻自在の王者像を目指す。