「世界一危険な格闘技」ことラウェイの日本第4弾大会「ラウェイ in ジャパン4」(16日、東京ドームシティホール)の前日会見が15日、都内で行われ、3度目の参戦となる女子プロレスラー・高橋奈七永(38=シードリング)が意気込みを語った。

 ラウェイ初参戦のブロニカ(20=ミャンマー)と戦う高橋は「自分にとっては、プロレスもラウェイも普通に生きてることもボーダーはない。相手はボクシングの選手なので、未知すぎて分からない部分がある」と話した。

 この試合の勝者はILFJ&MTBF認定の赤いチャンピオンベルトを手にする。全日本女子プロレス時代にはWWWA世界シングル王座、スターダム時代にはワールド・オブ・スターダム王座のベルトを巻いた経験から「私の歩くところに赤いベルトがついてくる。ベルトの方から近づいてきてくれる」と自信をのぞかせた。

 また、過去3回の日本大会で日本人が勝利を挙げられないことについて問われると「ホントに悔しい。4月(18日後楽園大会)の試合を解説席で見たが、皆さん素晴らしいファイトをしていたにもかからず、ボコボコにやられてしまうという現状だった。今回自分は(試合順が)3試合目だけど、日本人選手で一番の勝者になりたい。モモコ一番!(過去にMOMOKOのリングネームで出場)」と闘志を燃やした。