IGFは31日、都内の事務所で会見を行い6月2日に行われる「NEW」後楽園ホール大会の追加対戦カード「定アキラ(23)VS織部克巳(28)」を発表した。

 会見に出席した定は織部について「第一印象として顔に華がないが、蹴りは本物だと思う。ただ、こちらも負けるつもりはないので。真っ向勝負でいく。向こうが蹴りで来るならこっちは顔面を張ってやる!」と闘志を燃やした。定は首に重傷を負い、2013年7月の上海大会を最後に離脱。そこから約4年のブランクを経て4月30日の春日部大会で常剣鋒を相手に復帰戦を行った。しかしその試合後、バックステージで奥田啓介に宣戦布告しつつ急襲したものの返り討ちにあい、右足首を骨折した。そんな定にとって後楽園大会は復帰2戦目となる。

 それだけに定は「今その(奥田の)ことを思い出してもイライラするけどね。返り討ちにあってしまったので。借りは返さないといけない。奥田はオレが離脱している間に他団体やラウエィにも上がってね、そこはすごいと思う。あいつがオレと“差がついている”と言うなら振り向かせて借りを返さないと。そのためには結果しかない。このシリーズ勝ち続けて、奥田を振り向かせる」と闘志を燃やした。

“怨敵”奥田に借りを返すためにも、定は結果を出し続けるつもりだ。