武藤、藤波、フレアーが“足4の字祭り”

2013年01月07日 13時00分

太陽ケアに足4の字固めを決める武藤(右)

 全日本プロレスは3日の東京・後楽園ホール大会で、年内最初のビッグマッチ(26日、東京・大田区総合体育館)の一部カードを発表。武藤敬司(50)、リック・フレアー(63)組対藤波辰爾(59)、真田聖也(24)組の豪華対戦となった。「足4の字固め」の使い手が奇跡的な“合体”だ。武藤のパートナーは約5年ぶりの来日となる狂乱の貴公子に決定。さらに相手も足4の字を得意とする藤波、真田組となった。まさに“4の字祭り”だ。武藤は「日本人でフレアーと対戦してる回数は、おそらく俺が一番多い。足4の字も何回も食らった中で、俺はフレアーから盗んだ。米国にはレスラー同士の暗黙のおきてがあるけど、日本にはないしね」と初競演に意欲を見せた。

 

 1980年代末からグレート・ムタとしてWCWマットを席巻した武藤は、フレアーと連日抗争を繰り広げた。当地では同一興行内で同じ決め技を使用することはタブー。しかもムタはフレアーのライバルだった。当時は果たせなかった競演を、全日マットで実現させようというわけだ。

 

 また、全日初参戦の藤波とは根深い因縁もある。藤波が新日プロの社長だった時期に武藤は突如、退団。全日プロに移籍した後、藤波が主宰した無我ワールドから西村修と征矢学を事実上引き抜いた。

 

 武藤は「しこりはいろいろある。フレアーがいなけりゃ、藤波さんも受けてくれなかったと思う」。遺恨も渦巻く一戦となりそうだ。