邪道と悪魔仮面がまさかの合体だ。邪道・大仁田厚(59)は19日、超戦闘プロレスFMW・札幌マルスジム大会に出撃。メーンの電流爆破金棒8人タッグデスマッチ(大仁田、雷神矢口、リッキー・フジ、保坂秀樹対ケンドー・カシン、野澤一茂、橋本友彦、チェーンソー・トニー)は、邪道が敵対してきた“悪魔仮面”ケンドー・カシン(48)から何度もピンチを救われる不可思議な試合となった。

 カシンは最後にトニーから電流爆破バットを奪い取って大仁田に手渡して、邪道軍の勝利をアシスト。試合後にはさらなる驚きの展開が…。大仁田がカシンの姿勢に共鳴し、2人ががっちり握手したのだ。これでまさかのタッグ結成の可能性まで浮上した。

 いくらヘソ曲がりなカシンとはいえ、“水と油”と見られた邪道と手を組むとは…。今後の行方は全くわからなくなった。