IWGP王座V5のオカダ ケガ人続きの新日に緊急提言

2017年05月04日 00時00分

ファレにリバースネックブリーカーを決めるオカダ

 新日本プロレス3日の福岡国際センター大会でIWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカ(29)がバッドラック・ファレ(35)の挑戦を退け5度目の防衛に成功した。

 

 体重156キロの怪物・ファレのIWGP挑戦を受けてたったオカダは、挑戦者の圧倒的パワーに大苦戦を強いられた。レインメーカーにカウンターの首折り弾をあわせられると、掟破りのツームストーンパイルドライバーまで決められた。

 

 それでも王者の意地が3カウントを許さない。バッドラックフォールをフランケンシュタイナーで切り返すと、レインメーカー連発で逆転。最後はジャーマンで巨体を投げつけてのレインメーカーでベルトを守り抜いた。

 

 試合後オカダはバレットクラブのケニー・オメガ(33)を呼び止めると「世界中の人がオカダ対ケニー、また見たいらしいぞ」と次期挑戦者にを指名。1・4ドームで繰り広げられた大激闘が、大阪城決戦でも実現することが確実となった。

 

 そしてその後のリング上で、オカダは魂の言葉を振り絞った。「みんながこのベルトを目指すからこそ、戦いも激しくなります。ケガをする人も出ます。でもプロレスラーは超人です。最後まで諦めないのがプロレスラーです。まだまだ、このプロレス界にカネの雨が降るぞ!」

 

 新日プロでは4月両国大会でオカダとのIWGP戦後、柴田勝頼が硬膜下血腫と診断され緊急手術。3月沖縄大会でも試合中に本間朋晃が中心性頸髄損傷で搬送され長期離脱するなど重傷者が相次いでいる。オカダがあえてその現状に触れた上で「安全な技なんて一つもないし、勝とうとするために全力でやる。そのために体も鍛えますし。ただ、ちょっとケガが続いているというのがあります。だからと言って手を抜くことはできないですし。会社も会社で僕たちを全力で守ってもらえれば思います」と持論を展開した。実際に新日プロは国内でハードスケジュールが続いている上に、オフ期間は海外で試合を行う選手も多い。団体全体が安全管理意識をより高めていくためにも、王者の言葉は重く響きそうだ。