超戦闘プロレスFMWは21日、都内で会見し、女子プロレスラーのミス・モンゴル(本名・上林愛貴=40)がアイドルレスラーを断罪した。

 27日新木場大会のタッグで対決する中野たむ(年齢非公開)を前に「かわいいからというだけの参戦は気に食わない。世の中、かわいいというだけでチヤホヤされて正義になるのはおかしい。こういう女は大嫌い」と罵詈雑言を浴びせた。

 中野も「自分のことをかわいいと思ってますけど、全部捨ててリングに上がっている。生半可な気持ちじゃない」と涙を浮かべて訴えたが、モンゴルには届かない。

「かわいい子は泣けば許されると思ってる。ブスが泣いたら笑われるだけ。これっておかしくないですか?」と次第にヒートアップ。困惑気味の邪道・大仁田厚(59)から「しかし、お前よくしゃべるようになったなあ」と感心されても「いろいろあったんです。こういうヤツがハニートラップかけるんですよ!」と私生活と重ね合わせるようにまくし立てた。

 結局、大仁田もモンゴルの主張を考慮。27日大会を中野の「テストマッチ」とし、合格すれば継続参戦させることになった。「ボコボコにしてやる」と通告したモンゴルに対し、涙を拭いた中野も「私は逃げない。自分のプロレスをする自信がある」と応戦。激しい火花を散らせていた。