IGF新ブランド「NEW」のエース・鈴川真一(33)が20日、リベンジに向けて“全勝街道”を突き進む覚悟を決めた。

 鈴川はNEW旗揚げ戦(5日、後楽園)メーンでジョシュ・バーネット(39)と一騎打ちに臨んだが、岩石落とし固めに惜敗。2012年10月に敗れたリベンジを狙うも返り討ちに遭った。鈴川は「負けてから数日は荒れたよ。今でも寝るとジョシュと戦う夢を見る。言いたくはないけど、正直うなされることもある」と明かした。

 それでも「いつまでも落ち込んでいても仕方ないから。やることは一つ。ジョシュに勝つことだ」と気持ちを新たにした。とはいえバーネットにしてみれば、2連勝した相手と対戦する必要はない。

 当然、それは鈴川も承知しており「もう1回やるのは簡単なことじゃないだろうね。結果を出し続けるしかない。勝ち続けること。いや、勝つのは当然として豪快な勝ちを重ねることが大事。そうやって、何が何でももう1回ジョシュにたどり着いてみせる!」と誓った。

 この日の新宿フェイス大会メーンのタッグマッチでは、土方隆司(38)をスリーパーホールドで絞め落としてから3カウントを奪取。NEWでの初白星をゲットして「NEWを世界一の団体にします!」と雄たけびを上げていた。