WWE、全日本プロレスなどで活躍したプロレスラーのマット・アノアイさんが17日(日本時間18日)、心不全のため47歳の若さで死去した。WWE公式サイトなどが報じた。

 アノアイさんはプロレス界の名門・アノアイ一族の出身で「ワイルド・サモアンズ」として活躍したシカ・アノアイの息子。弟はWWEのエース、ローマン・レインズ(31)で、いとこにはジャマール、リキシらがいる。1995年にプロデビュー。2002年にはロージーのリングネームでWWEに参戦して、世界タッグ王座を獲得した。

 日本でもおなじみの選手で、00年にFMWに来日。エディ・ファトゥとのコンビでWEWハードコアタッグ王座を獲得した。

 06年には全日本プロレスに参戦し、極悪軍団ブードゥー・マーダーズに所属。諏訪魔(40)とのコンビで世界タッグ王座にも挑戦している。07年には「チャンピオン・カーバル」にも参戦し、以降は米インディマットを中心に、プロレス活動を続けていた。