世界一危険な格闘技と呼ばれるラウェイの「ラウェイ in ジャパン3」が18日、東京・後楽園ホール大会で行われた。

 今大会には4人の日本人選手が初参戦を果たしたが、本場ミャンマー戦士に1分け3敗。日本大会での日本人初勝利はまたもお預けとなった。

 6月16日の第4回大会では東京ドームシティホール初進出を果たす。さらにラウェイ運営に携わるファースト・オン・ステージ社の中村祥之代表(50)は「秋に女子だけの大会を開ければ」との青写真を明かした。開催となれば、昨年12月にミャンマー大会で勝利を挙げた高橋奈七永(38)が率いる女子プロレス団体「シードリング」所属全4選手(高橋、世志琥、中島安里紗、Sаreee)に参戦を打診するという。

 この日の大会で解説を務めた奈七永は「大事な日本で勝てていない(第2回大会で引き分け)ので、私がやんないとどうなんだという気持ちはあります。とにかく磨きますよ。強くなりたいですし。挑戦の場があれば(シードリングが)ルールを選ばず出て行ける団体になったら刺激的だと思いますね」と豪語。最近は女子格闘技への注目度が急速に高まっており、ラウェイにもその流れが波及しそうな気配だ。