邪道・大仁田厚(59)が9日、女子プロレス界のカリスマ・長与千種(52)と7月23日に大阪で一騎打ちすることを決意した。

 爆破王タッグ王者の大仁田、長与組は8日の超花火プロレス博多大会で田中将斗(44)、TARU(52)組と約1年4か月ぶりに3度目の防衛戦を行うも完敗。王座から転落した。

 新王者組から再戦条件として2人の一騎打ちを求められた大仁田はこの日「長与さんは迷ってるようだけど、やるしかないだろ。諦めたらダメだ」と訴えた。敗戦のショックで長与が「今は何も考えられない…」と今後について明言を避けているからだ。

 そこで大仁田は強硬手段に出た。「俺と長与さんのシングルマッチを組んでくれ。それまでに説得する」。これを受けて超花火プロレス実行委員会は7月23日エディオンアリーナ大阪第2競技場を押さえた。2年前には三顧の礼を尽くし、長与の電流爆破参戦を実現させた邪道。最愛のパートナーは再び振り向いてくれるのか、注目だ。