大地「僕を変えたアイツとの出会い」

2013年01月02日 10時00分

【連載:熱き疾走(2)】プロレス大賞新人賞を獲得したゼロワンの橋本大地(20)は2012年、一気に飛翔した。故橋本真也さんの長男として一昨年3月、鳴り物入りでデビュー。しばらくは「破壊王Jr.」の名前ばかりが先行し、苦悩の日々を送った。そんな大地が殻を破ったのは、偉大な父の名前を使って挑発してきた同姓の男との出会いがキッカケだった。

 

 ――あらためて新人賞受賞おめでとう。一昨年は気の早いゼロワンが新人賞獲得の祝勝会まで用意していたのに落選。悔しさは晴れた?

 

 大地:本当に新人賞は取れると思っていなかったんです。でも(発表当日)いろんな選手が集まってきて…。「僕なんか無理」とずっと思ってました。だから集まっていただいた先輩たちに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

 ――それにしても去年は他団体を含めてたくさん試合をこなした

 

 大地:はい。2011年は3月にデビューして1年で90試合程度でしたが、昨年は210試合くらいしています。一作年は「やっとここまでこれた」という感じでしたが、去年は気付けばこれだけ試合をしてました。

 

 ――それだけ出場して、無休というのは立派。一人前のプロレスラーになった証しだ

 

 大地:体重はデビューから2、3キロくらいしか変わってませんし、小さなケガはいっぱいあります。大谷(晋二郎)さんと出たノアのタッグリーグ戦では股関節を痛めて、歩けない状態の時もあったんです。つらかったけど、試合に出ました。

 

 ――試合で感情を全面に押し出すようになった印象が強い。キッカケは

 

 大地:大日本の橋本和樹です。アイツが僕のことを変えてくれた。