超戦闘プロレスFMWは14日、都内で会見し、昨年3月3日にくも膜下出血のため死去したハヤブサさん(本名・江崎英治=享年47)の1周忌大会(22日、東京・新木場1stRING)のカードを発表した。

 大学の同級生で盟友のミスター雁之助(48)の出場が決定し「1周忌特別試合」として行われる8人タッグマッチで、黒田哲広(45)、雷神矢口(年齢非公表)、橋本友彦(39)と組み、大仁田厚(59)、保坂秀樹(45)、リッキー・フジ(51)、マンモス佐々木(42)組と対戦する。

 雁之助は「自分の足で歩いてリングに立つことを目標にリハビリをしていたので、無念だったと思う。アイツが亡くなってから試合をする時は、あいつの気持ちを背負ってリングに上がってる。(このカードは旧)FMWの選手ばかりなので、あいつに見てもらいたい」と語った。

 久々となる大仁田との対戦については「若手のころは毎日タッグを組んで、有刺鉄線マッチやストリートファイトマッチをやっていた。大仁田さんの最後(の年)に当たれるのを楽しみにしています」と心待ちにした。

 一方の大仁田はマスクをして登場。さすがに、この日ばかりは「雁之助選手と戦うのは、いいはなむけだと思う。こんな格好をしてきたのは、あまりしゃべりたくないから。雁之助選手と最後(の年)に当たれるのは感無量ですよ」と言葉少なだった。