森嶋きっぱり「生涯ノア」

2013年01月01日 16時00分

【連載:熱き疾走(1)】疾走は止まらない。殊勲賞を受賞したノアのGHCヘビー級王者・森嶋猛(34)は、負傷欠場者が相次ぐなかで孤軍奮闘。年内で所属選手が大量離脱するが、森嶋は「生涯ノア」を宣言し、さらなる飛躍を誓った。

 

 ――昨年1月の大阪大会でGHC王座を奪取してから破竹の勢いで8度の防衛に成功した。印象に残っている試合は

 

 森嶋:全部ですよ。体が悲鳴を上げても俺はやってきたし。ノアの中でやり尽くして他団体(の挑戦者)とやってるわけだから、刺激もあった。

 

 ――3年前の王者時代と変化は

 

 森嶋:1回目と同じだったらアホだし。俺はあれからベルト取るまでにどれだけの苦労をしてきたのかを皆さんは分かっているはず。1回目の時のようなプレッシャーはないね。

 

 ――(昨年)2月から開始した「やる気、元気、モリシ」の掛け声が徐々に定着し、会場を盛り上げた

 

 森嶋:(ノアの)他のレスラーがやっていないことイコール俺の色かなと思って。試合プラスアルファで何かお客さんと一体になれるものを。あれが正解だったかどうかはともかく、求める人もいるし。

 

 ――今年からノアは秋山準ら5選手が退団し小橋建太も引退する。所属選手が少なくなる中で、王者としてどう盛り上げていくのか

 

 森嶋:いろんな人の考えがあると思うけど、俺はノアを辞めるときはレスラーを辞めるとき。俺はノアのヘビー級なんで。誰が何と言おうと、残った人間で頑張ります。きれい事は言わない。何を言われようが、どんなことがあろうが、しっかりノアを守っていくだけ。

 

 ――1月27日の大阪大会ではKENTAとのV9戦を控えている

 

 森嶋:KENTAを退けたら杉浦貴とやりたいってのは言っている。横浜文化体育館(3月)があるので。一昨年やれなかったので(注・同会場での王座戦直前に杉浦が負傷欠場)。そこまでは考えてますけど。もうそこまで人がいないのは分かってますし、何回もやらなければいけないのも分かっている。

 

 ――殊勲賞については

 

 森嶋:別に賞を取るために俺はやってないので。選んでくれたことはうれしいですけど、おごることなく来年も止まらずに行きたいと思いますよ。

 

 ――新日プロのオカダ・カズチカがMVPを受賞したが

 

 森嶋:いいんじゃないの、それはそれで。プロレス界にとっては若い人が出てきたほうが。向こうはそれだけ勢いがある。勢いの差があると思うので、負けじとウチも頑張るだけです。

 

 ――改めて今年の抱負を

 

 森嶋:また風景が様変わりすると思うんで。自分は自分らしく、ノアの所属レスラーとして、自分がやれることをしっかりやるだけです!