ドラゴンゲート8日の後楽園ホール大会で行われた「ヘッドハンティングマッチ」はCIMA(39)率いるOVER GENERATIONと土井成樹(36)の連合軍が、鷹木信悟(34)率いる極悪軍団ヴェルセルクに勝利を収めた。
勝者ユニットが敗軍から好きなメンバーを引き抜けるルールの下での5対5対抗戦。お互いに譲らず一進一退の攻防が続くと、リング上は連合軍の山村武寛(21)と、ヴェルセルクのパンチ富永(30)の一騎打ち状態に持ち込まれる。ここで山村が奮起。鷹木の首折り弾が富永に誤爆したところを見逃さず、フィッシャーマンズドライバーを発射。最後はスターダストプレスで華麗に圧殺した。
ヘッドハント権を得たCIMAは「誰がええかな~。信悟! いよいよその髪形とコスチュームともお別れか? …まあでも傍若無人なヤツが一人くらいおらんとおもろないからな。お前はないわ!」と、ヴェルセルクに難癖をつけた揚げ句、意外にも下っ端の問題龍を指名。敵軍からは「そんなのくれてやる。これっぽっちの戦力にもならないからよ」と小バカにされつつも、首のヘルニアに苦しむ問題龍の復帰をサポートする男気を見せた。
一方でこの日の結果を受け、両軍の抗争はさらに激化。4月7日後楽園大会ではCIMA、Gamma組と富永、エル・リンダマン組のタッグ戦、山村とT―Hawkのシングル戦が決定した。